【初心者向け】“ととのう”感覚を体験するための5つのステップと注意点

「ととのう」とは、サウナを通して心身が深くリラックスし、まるで意識が内側へと静かに沈んでいくような感覚を指します。 ただ汗をかくのとは異なり、精神的にも落ち着き、頭がクリアになっていく感覚です。

サウナを始めたばかりの方には、こうした感覚を掴みにくいこともあります。 本記事では、初心者の方でも無理なく“ととのう”体験ができるように、基本の流れとポイントをまとめました。


サウナでは大量の汗をかくため、事前の水分補給が欠かせません。 水分が足りないと、頭痛や脱水症状などを引き起こす可能性があります。

おすすめは、塩分やミネラルを含んだ飲料(水やポカリスエットなど)をサウナに入る30分ほど前に適量摂ること。


サウナの基本的な入り方は「サウナ → 水風呂 → 外気浴」という流れを繰り返すことです。

  • サウナ:8〜12分(体調と相談しながら無理のない範囲で)
  • 水風呂:15〜60秒(初めての場合は短めから)
  • 外気浴:5〜10分(椅子やベンチで体を休める)

この一連の流れを2〜3セットほど繰り返すことで、次第に身体と心がととのいやすい状態になっていきます。


外気浴は“ととのい”の核心ともいえる時間です。 身体の火照りが落ち着き、自律神経が整うことで、深いリラックス状態に入っていきます。

何かを考えるのではなく、ただ呼吸に意識を向けながら、目を閉じて静かに座ってみてください。 周囲の音や風の感触など、今ここにある感覚に気づいていく時間が、ととのう感覚へとつながります。


ととのいをより深めたいときは、呼吸に意識を向けてみましょう。

「吸って、止めて、吐く」を静かに繰り返すことで、身体の緊張がほどけ、頭の中の雑念も静かになっていきます。 これはマインドフルネスの基本でもあり、外気浴中に行うことで効果を実感しやすくなります。


人によって“ととのう”タイミングや回数は異なります。 「これが正解」と焦る必要はありません。

サウナに入る前の体調や食事の状態によっても整いやすさは変わるため、あくまで無理のない範囲で楽しむことを大切にしましょう。


初心者の方がやりがちなNG行動をまとめました。


“ととのう”感覚は、誰もがすぐに得られるものではありません。 しかし、基本的な流れと自分に合ったスタイルを見つけていくことで、少しずつその心地よさに気づいていくはずです。

今回ご紹介したステップを参考に、ご自身のペースでサウナの時間を楽しんでみてください。

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