大井町駅の近くにある「品川サウナ」へ行ってきました。写真を見て想像していたより館内はコンパクトでしたが、KUUとZENという2つのサウナ、温度帯の異なる3種類の水風呂、屋上のお風呂と休憩スペースまでそろっています。
今回、特に気に入ったのは、お茶の香りと半個室のような席があるZEN、そして8〜9℃のシングル水風呂です。一方で、KUUから出る際には扉まわりの金属部分に右肩が触れ、火傷してしまいました。屋上も雨で十分には楽しめず、良いことばかりの訪問ではありませんでした。
この記事では、実際に使って分かった館内の広さ、2階と3階の動線、KUU・ZEN・水風呂の感想をまとめます。品川サウナが気になっている人に、訪問前のイメージを伝えられたらと思います。
品川サウナは思ったよりコンパクト。2階と3階で過ごし方が変わる
品川サウナは、大井町駅から徒歩1分と案内されている駅近の施設です。駅からアクセスしやすいことは知っていましたが、館内のサイズ感は現地へ行くまで分かっていませんでした。
事前に見ていた写真には、広めのKUU、雰囲気のあるZEN、複数の水風呂、屋上の休憩スペースが写っていました。それらを頭の中で組み合わせて、もう少し横に広い施設を想像していたのです。ところが実際に歩くと、通路によっては大人2人がすれ違う際に少し体をよけるほど。以前利用した「金の亀」でも感じた、コンパクトな施設ならではの距離感がありました。
自分は身長186cmで肩幅もある方なので、狭さはやや気になりました。ただし、浴室に必要な設備が少ないわけではありません。限られたスペースを使い、フロアごとに役割を分けています。
| フロア | 主な設備 | 利用した印象 |
|---|---|---|
| 2階 | KUU、ZEN、3種類の水風呂、室内ととのいスペース | サウナと水風呂を中心に過ごす場所 |
| 3階 | 露天風呂、壺湯、屋外の休憩スペース | お風呂や外気浴を楽しむ場所 |
サウナから水風呂へは2階の中で移動できます。一方、水風呂のあとに屋上で休もうとすると階段を上がる必要があります。サウナ・水風呂・外気浴がすべて隣り合っている造りではないものの、2階にも室内の休憩場所があるので、その場で休むか3階へ行くかを選べます。
最初は「思ったより狭い」と感じましたが、使っているうちに、広い浴室で長く過ごす施設ではなく、サウナと水風呂の種類を楽しむ施設だと分かってきました。大型スパの広さを期待するより、駅前のサウナ専門施設として訪れると印象が合いやすいと思います。
下駄箱・ロッカー・館内精算が一つの鍵で済む
最初に便利だと感じたのが鍵の仕組みでした。自分が訪れたときは、下駄箱の鍵と脱衣ロッカーが連動していて、館内の飲み物なども鍵に付いたICタグで精算できました。
温浴施設では下駄箱とロッカーの鍵を別々に持つこともあります。特別困るわけではありませんが、鍵を複数持ち歩いたり、片方をロッカーへしまったりするのは少し煩わしいものです。品川サウナではその手間がなく、財布を取り出さずに館内で買い物ができるのも快適でした。
派手な設備ではありませんが、一度使うと印象に残る便利さです。
KUUを体験|広めのサウナ室で、ロウリュの香りが心地よかった
最初に入ったのはKUUです。通路のコンパクトさとは対照的に、サウナ室の中は比較的広く感じられました。公式では最大25名、ストーブはSAWO社製のTower Roundが2台。アウフグースも行われる、品川サウナのメインとなるサウナ室です。
自分が気に入ったのは、ロウリュしたときに広がる香りでした。ヴィヒタやレモングラスを思わせる香りが蒸気と一緒に漂い、熱さだけでなく香りまで楽しめます。サウナ室の温度も好みに近く、「もう少しゆっくり入りたい」と思う空間でした。
ただ、この日は長く入れませんでした。自分は普段、お風呂で体を温めてからサウナへ入ることが多いのですが、今回はその温まり方が少し足りなかった感覚があります。体調や混雑によって短めに切り上げる日もあるので、その日は無理をせず出ることにしました。
訪問時はアウフグースの時間と合わず、通常時のKUUを体験しました。広い室内でロウリュの香りが印象的だったので、次回は時間を合わせてアウフグースも受けてみたいです。
退出時に金属部分へ肩が触れ、火傷した
KUUには、残念だった出来事もあります。サウナ室から出ようと扉を開けた際、扉まわりの金属部分へ右肩が触れてしまいました。熱さを感じたあと、肩がヒリヒリしてきました。
自分は体格が大きめなので、出入り口を少し窮屈に感じました。水風呂へ向かおうとしたときのことで、扉の金属部分まで意識していなかったのも確かです。その後は肩の痛みが気になり、気分が少し下がってしまいました。
この出来事があったからといって、KUUのサウナ室そのものが合わなかったわけではありません。熱さやロウリュの香りは好きでした。ただ、自分と同じように身長が高い人や肩幅がある人には、出入り口の感覚も伝えておきたいと思います。
ZENを体験|お茶の香りと半個室の席が気に入った
KUUの次に入ったZENは、雰囲気がかなり違いました。室内にはお茶の香りがあり、座面は畳。一部の席は間仕切りで区切られ、半個室のような空間になっています。
実際に座ると、周囲の人が視界へ入りにくいのが分かります。完全な個室ではありませんが、自分の小さな居場所ができたような感覚でした。サウナでは誰かと会話するより静かに過ごしたい自分には、この造りがとても合っていました。
KUUはロウリュで蒸気と香りが広がる、比較的開けた空間です。それに対してZENは、畳へ座り、お茶の香りの中で落ち着いて過ごす場所。同じ施設内でも過ごし方を変えられるのが面白いところです。
公式では週替わりのお茶を使ったセルフロウリュが案内されています。訪れたときの香りが心地よかったので、別の日に行けばどんなお茶なのかも気になります。自分が次に品川サウナへ行くなら、ZENで過ごす時間は少し長めに取りたいです。
半個室の冷水シャワーは、使い方が分からず見送った
ZENの半個室で、シャワーのような設備を見つけました。「頭に水をかけるのかな」と思ったものの、その場では用途が分からず、使わずに出ました。
帰ってから公式サイトを確認すると、ボタンを押すと冷水が出て、頭や足の付け根などを冷やせる設備とのこと。ZENでの楽しみを一つ見落としていたようです。次に行ったときは試してみたいと思っています。
水風呂は3種類|普段のジムとは違う8〜9℃のシングルが印象的
品川サウナの水風呂は、18℃前後の深水風呂、8〜9℃のシングル、30℃前後の不感リラクゼーションの3種類です。温度だけでなく、浴槽の造りや入り心地にも違いがあります。
自分は水風呂が好きですが、普段利用するジムの水風呂は18〜20℃程度。品川サウナのシングルは、それよりずっと冷たい温度帯です。
| 水風呂 | 公式の温度目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| リトルマーメイド | 18℃前後 | 最大水深140cmの深水風呂 |
| シングル | 8〜9℃ | 冷たさが際立つ水風呂 |
| 不感リラクゼーション | 30℃前後 | 浴槽の傾斜にもたれて休める造り |
18℃前後のリトルマーメイドは深さが特徴
リトルマーメイドは、温度だけなら普段のジムの水風呂に近い感覚です。一方、公式で最大水深140cmと案内されている通り、一般的な浅い水風呂とは浴槽の造りが違います。
シングルほど強い冷たさを感じずに入れるので、自分にとってはなじみのある水温でした。深さのある浴槽が好きな人には、温度とは別の楽しさがあると思います。
8〜9℃のシングルは、足を入れた瞬間から冷たい
特に印象へ残ったのはシングルでした。足を入れるとすぐ冷たさが分かり、体まで入ると一気にぐっと冷えます。少し痛いと感じるほどの冷たさですが、自分はこの強い感覚が好きでした。
普段のジムで入る18〜20℃とは明らかに違うため、「シングルがある」ということ自体が再訪したい理由になります。KUUやZENのあとに冷たい水風呂へ入るのが好きな人なら、気になる設備だと思います。
ただし、自分でも毎回シングルを選ぶとは限りません。サウナを短めに出たときなどは、18℃前後の方へ入りたいこともあります。両方が同じフロアにあるので、そのときの感覚で選びやすいのが良かったです。
30℃前後の不感リラクゼーションは、冷たさより休みやすさ
不感リラクゼーションは30℃前後。名前は水風呂でも、8〜9℃のシングルとはまったく違う温度帯です。浴槽の内側の傾斜にもたれられ、公式ではラタン枕も案内されています。
実際に入ると、冷たさを一気に感じるというより、体を預けてゆっくりできる浴槽でした。シングルが強い冷たさを楽しむ場所なら、こちらはその刺激から離れて休める場所です。
この3つがそろっていることで、水風呂の楽しみが「何℃まで冷たいか」だけで終わらないところが良いと感じました。
休憩は2階の室内か3階の屋上。今回は雨で屋上を満喫できなかった
水風呂のあと、すぐ室内で休みたいときは2階のととのいスペースを使えます。屋外で休むなら、階段を上がって3階へ向かう流れです。
3階には露天風呂と信楽焼の壺湯があり、外気浴用の椅子や畳スペースも用意されています。自分も屋上を楽しみにしていたのですが、訪問した日はあいにくの雨でした。
利用者も比較的少なく、屋外の休憩を長く楽しむという状況ではありませんでした。露天風呂には少し入り、ゆっくりできそうな印象は受けましたが、晴れた日の屋上がどんな感じなのかまでは分かりません。
普段は体が冷えやすく、お風呂で温まってからサウナへ入ることも多いので、次は晴れた日に3階のお風呂をもう少し使ってみたいです。屋上で休み、そのあとKUUやZENへ戻る過ごし方も試してみたいと思っています。
今回は2階に室内休憩があって助かりました。雨の日でもサウナと水風呂は楽しめるので、屋上の天候によって施設全体の使い勝手が大きく崩れるわけではありません。ただ、屋上まで含めて楽しみにしていた自分には、やはり少し心残りでした。
初めて利用して感じた、品川サウナとの相性
自分が品川サウナへもう一度行きたいと思った理由は、ZENの落ち着いた雰囲気と、普段のジムにはないシングル水風呂です。KUUのロウリュも良かったので、次はアウフグースの時間と合わせて利用してみたいと思います。
一方で、館内の広さは好みが分かれそうです。広い浴室でゆったり歩いたり、長い時間をかけて館内を回ったりする施設ではありません。体格が大きい自分には、通路やKUUの出入り口が少し窮屈でした。
それでも、KUUとZENの雰囲気が違い、水風呂も温度帯を選べるので、サウナ中心で過ごしたい人には面白い構成です。駅から近く、仕事帰りなどに立ち寄りやすいことも魅力だと思いました。
初回は設備の場所や違いを確かめながら入りましたが、次に行くなら、ZENで静かに過ごす時間を取り、タイミングが合えばKUUのアウフグースへ。天気が良ければ屋上も使ってみたいです。今回は使わなかったZENの冷水シャワーも気になっています。
品川サウナの基本情報とよくある質問
品川サウナは大井町駅近くにあり、サウナのほかにカプセルホテルも併設しています。今回、自分はサウナを利用し、宿泊はしていません。
営業時間、料金、アウフグースの実施内容、レディースデーの日程などは、訪問前に品川サウナ公式サイトで確認できます。KUU・ZENや水風呂の詳しい設備は公式のサウナ・風呂設備詳細にも掲載されています。
KUUとZENはどう違いますか?
KUUは比較的広いサウナ室で、ヴィヒタ水のロウリュやアウフグースが特徴です。ZENは畳の座面と半個室があり、お茶の香りを楽しめます。自分は、静かに過ごせたZENが特に気に入りました。
水風呂の温度は何度ですか?
公式の目安は、深水風呂が18℃前後、シングルが8〜9℃、不感リラクゼーションが30℃前後です。普段18〜20℃程度のジムの水風呂を利用している自分には、シングルがかなり冷たく感じられました。
外気浴と室内休憩はどちらもできますか?
できます。2階に室内のととのいスペース、3階に屋外の休憩スペースがあります。屋上へ行く際には階段での移動が必要です。
一人でも利用しやすいですか?
自分は一人で訪れましたが、過ごしやすかったです。特にZENの半個室のような席は、周囲をあまり気にせず入りたい人に合うと思います。
まとめ|コンパクトな施設に、違う楽しみ方が詰まっていた
品川サウナは、写真から想像したよりもコンパクトでした。それでも、KUUのロウリュ、ZENのお茶の香りと間仕切り、3種類の水風呂を体験すると、設備ごとの個性がはっきり分かります。
今回はKUUで肩を火傷し、雨で屋上も十分には使えませんでした。それでも、ZENとシングル水風呂をもう一度楽しみたい気持ちは残っています。
大型スパの広さより、サウナ室の違いや水風呂の選択肢を楽しみたい人なら、品川サウナは訪問候補になると思います。次は晴れた日に、今回とは少し違う入り方を試してみたいです。
